ここ数日こんなタイトルのブログが氾濫してんでしょうね。
で、私も便乗。
時系列に沿って(長文勘弁)
10月7日(水)
朝から雨模様ではあるが台風が近づいている気配感じられず。
夕方過ぎから恒例の営業会議。天気予報は危機感を煽るがいつもどおりの会議。
22:00
帰宅。少しずつ風に台風の香りを感じはじめる。これ以降急激に風が強くなる。
22:30ごろ
テレビっ子としてはずーっとテレビを凝視。突然ずべての電化製品が消える。(つまり停電)
あわてて家族を起こし、非常持ち出し袋から懐中電灯を出す。手の届く範囲に靴を用意する。
23:30ごろ
電気復旧。家中の電化製品がうなりをあげる。ありがとう中部電力。以降台風情報と窓の外の樹木のしなり具合に釘付け。
10月8日(木)
4:00ごろ
台風はすぐそこ、伊勢湾入り口付近までお越し。家が揺れまくる。怖いのでゆれの少ない一階でテレビにかぶりつき。
突然2度目の停電。いよいよ本格的か?数日前に見た「伊勢湾台風」のドキュメント番組が脳裏に再生される。
情報源を求めてラジオを手元に。電池を入れなきゃと思い必要電池を調べるため裏蓋を開ける。
「単二電池8本!」家内に言うが「単二が8本も置いてある家はないんじゃない?」と優しい言葉。
もうひとつのラジオは・・・「単一8本」。ひえ~~
機能・音質重視で機械を選ぶのもいかがなものか。仕方なく防災グッズ内にあった「手回し」ラジオを回し続ける。
その後知らぬ間に寝る
6:00
風雨は弱まった感あり。出勤するか自治会役員として町内を見回るか迷う。自治会長と連絡を取り合い「たいしたことない」
との話のもと出勤することに。
7:30
いつもどおり出勤。地元大手自動車メーカーが自主休業であることと、信号が消えて(!)いるためいつもの半分の時間で
会社着。道中吹っ飛んでいる看板・高潮警報のため出社できずに立ち往生している車の列が目に付く。
会社に着くと同僚たちが掃除道具、スコップ等もってなにやら大騒ぎ!!
会社の周りは先ほどまで「川」状態だったとのこと。会社の脇を鮒が泳いでたらしい。
割れたガラス、積もった土砂などをみんなと一緒に片付け。なんともすさまじい光景である。この時点で停電は続いている。
ひと段落着いて通常業務へ。しかしながら電気が無いと何一つ仕事にならない哀しい中小企業。
13:00
相変わらず電気はこない。社長様が業を煮やして「今日は帰れ!全員有給!!(心の中で小躍りな私・・・)
14:30
行き着けのコンビニで店長を労って(〇ールを買って)帰宅。中途半端な帰宅時間に家族は迷惑顔。
我が家も電気が来ておらず文化的な生活はできず。
テレビが見られないので、DVDでも見ようかとか、風呂入ろうかとか、ネットで情報を得ようかとか思いつくがよくよく
考えればすべてが不可能。電気が無いだけでこうも不便なのかと実感。コンビニで買ったビー〇だけが乾いた気持ちを
潤す。
18:30
ほぼ14時間ぶりに電気が我が家までやってくる。家内は微妙な状態の冷蔵庫の中身を確認しホッとしている。
私めはビ〇ルが程よく回りニュース画面に語りかけながら一日の情報を得るに真剣。
21:00
夜通し台風に付き合ったためか異様な睡魔に襲われいつもではありえない時間に就寝。
10月9日(金)
8:00
出社。前日電気が来ずにFAX等も機能しなかったためか、顧客からの連絡、注文、問い合わせの山。
私にとってはこちらのほうが台風に見える。しかしながら3連休前という妙なテンションで乗り切る。
じょじょに今回の台風の被害が明らかになる。
豊橋市、田原市は特に農業関係の被害が大きい様子。温室って風で飛ぶんだー?!と変な感心をしてしまう。
22:00
すべての業務を終了し帰宅。3連休に備えて現在に至る。
今回の教訓。
1、準備だけではダメ!実際にシュミレーション(シミュレーション?)しておきましょう。
2、台風だからといって夜更かしは禁物。
3、台風一過の日はスーツではなくジャージで出勤しましょう
勉強になった3日間でしたね。
くどくど書きましたが、後日、将来今回がどんな風だったかという記憶を呼び覚ますために記しました。
若干不謹慎な記述がありますが、こういう話を語れることに感謝です。
近しいところで人的被害が無かったことが不幸中の幸いでしょうか?
でも畑がダメになったっていう友人もいます。
このことを忘れないことが大事ですね。
<写真>堤防の扉が外れて水・土砂が溢れたした会社の近くの道路の様子。
